交換作業をする前に

ショートさせると電気回路が壊れます(重要)

取り付けの際にはショートしないように取り付けなくてはなりません。

ショートとは電気回路上の部品があるべき部分をまたいで、電気的につなげてしまう(短絡)ことをいいます。
本来あるべき部品を飛ばして回路をつなげてしまうと、本来その部品で使われるはずの電流がそのまま他の部品に流れてしまい、回路上の部品を破損させてしまいます。

交換作業をする前には、必ず電源を切ってください。

左図は電球ソケットを一つ外したところです。
黄色い矢印部分に電球を点灯させる電流が流れています。
この部分を金属などで左右をつなげてしまうことをショート(短絡)といいます。
ショートさせてしまうと、もともと電球で使われるはずだった電流が、思わぬ大電流として回路を流れ、機械は壊れてしまいます。

金属製のドライバーや工具、金具、コインなど、作業中に予期せず触れてしまうと即座に電流が流れ機械を破損させてしまいます。 また、素手で触れると自身の感電の恐れもあります。特に濡れた手では電流を流しやすくとても危険です。

電球ソケットの電極は一例です。コネクタ・ソケット・電線・電極など、全ての回路上の接点がショート・感電の危険性があります。

作業中の不意のショートで回路を破損させないために、また、感電事故の防止のため、作業の前には電源を切り、作業が終わるまでは電源を入れないでください。

T5ソケットでのショートの可能性

ソケットに取り付ける時も、ショートに気をつけて取り付けてください。
特にT5の取り付けには十分に注意をしてください。T5ソケットは小さく電極の間隔が狭いため、LEDの電極(針金部分)が内側に向いていると2つの電極間をつなげてしまう恐れがあります。

電極の針金が中央に寄らないようにしてください。中心より外へ向くように調整してから取り付けてください。

T4.7でのショートの可能性

T4.7の底面には電極の針金が露出しています。取り付けの際にはこの電極部分をショートさせたり、通電時に素手や濡れた手で触らないでください。ショーとして機械が破損したり、自身が感電したりして危険です。

通電前に電工用のビニールテープ等で覆うなどの感電・ショート防止措置を施しておいてください。

 

常時点灯

K様に画像を提供していただきました(^o^)ありがとうございます。

上の2個がT5-SMD-白色です。下の3つは電球。
左は消灯時。右がMAX-BET時です。左の写真は、本来ならすべて消灯していないといけないのですが、LEDの部分(上2つ)は点灯してしまってます。
これは、機種によっては常に微量の電流が流れていて、電球なら点灯しない程度の電流でも、LEDは微量の電流でも点灯してしまうためです。
機種別対応表の下のほうに「常時点灯機種」のリストを載せています。ご注意ください。

常時点灯の対策方法

電極間に抵抗を取り付けることで微弱電流をバイパスします。(取り付けはご自分で行う必要があります)
抵抗は430Ω3Wです。(抵抗は消費電力によって大きさが違います。1/2Wや1/4Wの抵抗は小さいですが、3Wの抵抗は大型です。今回のようにバイパス用途には大きな抵抗を使います。)
T10のソケットに付ける方法を紹介します。

完成図

用意する道具は、ニッパー(写真A)、ラジオペンチ(写真B)、半田付けセットです。

まずはソケットの電極部の周辺を、半田付けしやすいように加工します。
写真の「」が加工する部分です。左が加工前、右が加工後です。
ニッパーで切り込みを入れ、ラジオペンチで「ねじ切る」とよいでしょう。
この部分を切り取っておかないと、基盤に取り付け時に電極がつっかえてしまいます。

次に抵抗の導線を整形します。
抵抗は430Ω3Wです。
完成図のような形に導線を曲げておきましょう。

まず、ソケットにあてがって曲げてから余分な導線を切り捨てます。
先端は半田付けしやすいように電極に接するところで小さく曲げておきましょう。

いよいよ半田付けです。
空き缶の裏に両面テープを貼って、そこに部品を固定してやるとやりやすいです。
まず電極の裏と、抵抗の導線の先端に半田を付けておきます。
いきなり両方をくっつけようとしないで下準備をしておくとうまく半田付けをすることができます。

抵抗は430Ω3Wです。

T5が使われている部分はT4.7で代用できます。
T5のソケットは小さいのでバイパス抵抗を取り付けるのは困難です。
T4.7は背面に導線が露出しているのでT5のソケットを加工するよりは抵抗を取り付けやすいです。

 

T4.7タイプ

まずはSMD基盤のバリ(赤楕円の部分)を滑らかにしておきます。


汎用品のため取り付けようとする基板によってはツメがキツイことがあります。

取り付けようとする厚さに合うようにツメを削って調整をします。


←基盤への食い込みイメージ
こんな感じに食い込むようにツメの隙間を広げておきます。

 

LEDウェッジの発熱!注意!

LEDは赤外線をほとんど出さないため、光には熱がありません。
しかし電圧を降下させるための抵抗器が発熱します。
取り付け場所によっては周囲の隙間空間が少なく、熱がこもり、予想外の高温になることがあります。
長時間に亘り常に点灯している状態にならない様に注意してください。
特に構造的にT5タイプは抵抗器が狭い中で隣接していますので放熱効率が悪くなっています。
常に点灯している(全く消灯しない)状態の場所は、こまめに点検をして変形・変色などが認められた場合はその部分には使用しないでください。

参考:「オス番町」の両サイドのランプは微点滅を繰り返すためか、6時間の点灯実験ではなん ともありませんでした。
参考:常時点灯注意機種は使用不可です。数時間に亘り常に点灯している状態では熱で破損する ことがあります。沖スロ系はT5+取り付け空間が狭い+常時点灯ですので、放熱効率が非常に悪くなります。

 

8.5Dの注意点

8.5DタイプLEDは電極間の隙間を調整する必要があります。
対応する基板の厚さが違いますので、このLEDの隙間は広くなっています。

電極の隙間 両面テープ カット 完成図
左が元の電球、右がLEDです。
電極の隙間が違います。
100均のクッション付両面テープを使い加 工します。 両面テープの片面には紙を貼っておき、チッ プ状に切ります。 電極の隙間に貼り付けて完成です。

参考画像

旋風の用心棒(ロデオ)に実装した画像です。

基板上のLED 発光状態

電極の調整

ソケットに取り付ける際にLEDの電極をあらかじめ外側に開いておきます。
そうすることでソケットの電極との接点が確保されやすくなります。

写真の左のようにしておきます。(写真の右が元の状態です。)

裏側の電極も同じように曲げておきます。

 

T5の注意点

エレコ筐体(アステカ・ワードオブライツ・ドギー・サクセなど)のサイドパネル部分ですが、純正のウェッジ球はソケットと電球が嵌め殺しになっていて、ソケットを流用することが出来ません。
しかし、ソケットを東芝(ウェッジベースソケットT5・T7用)WBS3017に 交換し、T5を付けることで使用することが出来ます。
(WBS3017は、たとえば「押忍!番町」のソケットを持ってきて交換する感じです。)

T4.7でもいけると思いますのでお試しください。